幻ノ國 第6回番外公演
​​『カイコ』

​プロモーション映像公開

映像:中村正行

案:福地海斗

​美術:白水英宣

「カイコの回顧」

この戯曲を書き始めたのは、ちょうど今から3年前、第2回公演が終わった直後のことである。

その後、モロモロうまくいかなくなってしまい「未公開」……いわゆる

お蔵入りになってしまった作品なのである。

その未公開作品を、今回、2020年の幕開けの作品として書き直してみた。

書き直し過ぎて、原型を留めていないほどになってしまった。

思えばこれは心臓移植のようなものである。
23歳現在の僕が、当時20歳の僕の胸に移植された。

移植された肉体は、心臓をコアに生きていく。
しかし、その肉体は現在の僕のそれではない。
やがて誰だかわからない何かが何食わぬ顔して生きだすのだ。

………ブラックジャックかなんかで
そんな感じの回があったような気がする。

もはやこの作品が、過去と現在、どちらの僕なのかを知る術はない。
この作品に息づいているものが3年前の東京なのか、はたまたイマなのか

劇場の中でのみ明かされるはずだ。

「渋谷の交差点」


「横断の白に滴る真っ赤な嘘」


「錯乱する真実」


「重ならずに入り混じる横断のプロット」


「その白線は、あなたのもとまで伸びている」

ほうら、震えてきたことでしょう。
僕の手。

休憩なしの100分なんですよ!この芝居!
しかもぶっ通しの全7ステージ。
僕、ほとんど主演なんですよ。
こんなにガッツリ演じるのはおそらく
……数年ぶりとか? イアーーーン!のバカー!

果たして僕が、計700分を完走できるのか、
劇場にてお待ちしていたり、いなかったり。

​作・演出 福地海斗

​日程

2020年3月19日(木)〜3月22日(日)

ひつじ座 〒166-0011 東京都杉並区梅里2-40-19 ワールドビルB1


作・演出


福地海斗

出演
 

幻ノ國

チケット料金 (全席自由・税込) 

前売り券 大人 3500円(当日券1000円増)

前売り券 大学生3000円(当日券1000円増)

前売り券 高校生以下2000円(当日券1000円増)

リピーター 大人2000円

リピーター 大学生1500円

高校生以下 1000円

チケット発売

 

2020年1月12日(日)

21:00〜

《取扱いプレイガイド》​

幻ノ國 公式サイト チケット申し込みフォーム​

 

カルテットオンライン
 

公演に関するお問い合わせ

maboloshinokuni@gmail.com

あらすじ

無名のノンフィクション作家である

【カガリ】はある日、街の交差点で

行方不明の祖母を探し求め

写真入りのポケットティッシュを配り歩く少女
【カイコ】と出会う

彼女の人を魅了する才能に目をつけたカガリは、

新たな作品として彼女を日記につけ始める。

時を同じくして【カイコ】は

大学で心理学教諭として教鞭に立つ

ゼントルマン【桑下】に
彼女の持つ嘘をつく才能を見出される。

【カイコ】は、自らの嘘を守るため
彼が顧問を務める演劇サークルにて

脚本を執筆することとなる。

彼女の自伝戯曲『カイコ』は
多くの共感を呼び、学外での公演が増えていく。

やがてその活動は熱狂を孕み
『仮装デモ』へと変貌を遂げる

 【桑下】に担ぎ上げられ 
NPO団体会長となったカイコ。

【カガリ】は団体から離れるよう諭すが、彼女はその提案を拒否する。

そして迎える10月31日。

百万を超える歓声が響き渡る


交差点を舞台に

“事件”を告げる悲鳴が
一つ、また一つと、

聞こえ始めるのであった…

無限に立ち塞がる都会のビル群。
交差点で入り混じる真実と嘘。

その中心で、非凡であることを望み
どこまでも平凡であった
少女の蔑された悲劇。

理想と現実の狭間に在る
掴むことの叶わぬ幻。

 

多数の文学作品を下敷きに
この春、劇場に現代の幻を浮かべます。

スタッフ

作・演出 福地海斗

演出助手 宮本海

照明 田中翼

音響 井上英和

美術 白水英宣

宣伝美術 高江州大

効果 福地海斗

写真 中村正行

協力 ひつじ座

企画・制作 幻ノ國

​主催 幻ノ國

3/19(木)

3/20(金)

3/21(土)

3/22(日)

14:00

19:00

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